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「小売事業を通じて見えてくる環境と農業への提言」

日時:2007年12月13日(木) 15:15〜17:00
場所:千葉工業大学 7403教室
テーマ:小売事業を通じて見えてくる環境と農業への提言
目的:環境保全の観点からエコ農業の実践と普及に向けた体制整備を図るため、情報収集作業の一環とする。
講師:(株)京北スーパー相談役 石戸 孝行

2007年12月13日(木)千葉工業大学にて、(株)京北スーパー相談役・石戸孝行さんを講師に迎え、「小売事業を通じて見えてくる環境と農業への提言」というテーマでお話を伺った。

  • 京北スーパーは23年前、売れ筋商品でなく健康を売る小売業を目指して、タバコの販売を止めた。
  • 顔が見えるということは、顔写真が見えるのでなく、生産過程が情報公開されていることとして実践してきた。
  • 新潟の山間部の寒暖の差が大きい棚田で作ったもち米で作ったのし餅の味は格別である。山間集落の棚田のある美しい風景を維持させることは、こうして餅として消費者に届けることで実現できている。
  • 家庭の台所にあるもので作れる惣菜(添加物を極力排除した)を基本とし、<米・鮭・海苔・食塩>のみで作ったおにぎり店頭に並べる。他店の添加物の入ったものに対して味で勝負するためには、各素材に高い品質を選ぶことが条件となる。同じ銘柄米でも作る人によって味に差があるので、だれだれの米と指定する必要を感じる。
  • 食品トレーは使い捨てから回収再利用できる仕組みを導入している。

と、とにかく思い描いたことを現実にしてきているその信念と不屈の努力に対し大いに敬服し、加えて大いなる力をいただいた。

会場参加者より、この公演内容を広く知ってもらえるよう情報発信をしてほしいという要請があり、今後反響の大きい珠玉のようなお話を選んで、ライブを収録・動画で配信する試みを検討することを約束した。

次回学習会予定

日時:2008年2月28日(木) 15:15〜17:00
千葉工業大学 7403教室
テーマ:環境保全型農業を実現させるための政策(廃棄物対策含む)
講師:農林水産省関東農政局利根川水系土地改良調査管理事務所 所長 上潟口 芳隆